「2011年の東日本大震災の際、トヨトミは被災地に石油ストーブと灯油を寄付しました。しかし、被災地では、乾電池不足に加え、津波による浸水でマッチやライターも使用できない状況でした。大きな災害は再び起きるかもしれない。電池の要らないストーブを早く作らなければという思いで設計に没頭し、7ヶ月という異例の短さで『ぐるんPa』は誕生しました。」
命を守るための備え
災害が起きると、電気やガス、水道といったライフラインが寸断されることが多くあります。
中でも暖房が使えなくなる寒さは、命に関わる問題です。
いざという時に頼れるのが、石油ストーブです。
電源がなくても、暖かさやあかり、煮炊きまで支えてくれます。
東日本大震災をきっかけに生まれた手回し点火ストーブ「ぐるんPa」をはじめ、トヨトミがお届けする防災に役立つ石油ストーブと、その理由をご紹介します。
もしもの備えとして
電気やガスが使えない場合、活躍するのが「石油ストーブ」。電源がなくても燃やせるので、寒い季節の停電や節電が必要なときも、心強い支えになります。そんな石油ストーブが防災の備えとして役立つシーンをご紹介します。
石油ストーブは、炎の熱が遠赤外線(放射熱)として届くため、直接からだを暖められます。
また、空気が乾燥しにくいことも特徴です。
燃焼する炎のあかりは、夜間の避難所の不安を和らげます。中には、約40W(白熱球)に相当する明るさで、停電時には照明の代わりになるものもあります。
石油ストーブはお湯を沸かしたり、煮炊きができます。体を温めるだけでなく、その温もりが心まで安らぐような、ほっとできるひとときにつながります。
手回しや乾電池で点火できる石油ストーブは、電源を必要とせず、コンセントがない場所への持ち運びが可能で、どこでも好きな場所※で使用できます。
※屋内使用において。風のあたる場所・部屋の出入口・屋外では使用できません。
防災のためだけに、特別なものを買い足す必要はありません。
トヨトミの
石油ストーブはコンセント不要です。家庭用電源を使わずに使用できるので、停電してもそのまま使えます。点火方法が異なり、乾電池で点火する機種でも、電池が切れた時はマッチや点火用ライターで火をつけられます。そして「ぐるんPa」シリーズはそのマッチさえいりません。
※1 手回し点火機構を搭載した家庭用石油ストーブとして。2026年8月現在、自社調べ。
東日本大震災をきっかけに生まれた手回し点火ストーブ『ぐるんPa』。防災用にも普段使いにもおすすめです。
DEVELOPMENT STORY
「届いたのに使えない…」
被災地の声から生まれた『ぐるんPa』
その事実にがく然とし、
全身の力が抜けるような感覚を味わいました。
「2011年の東日本大震災の際、トヨトミは被災地に石油ストーブと灯油を寄付しました。しかし、被災地では、乾電池不足に加え、津波による浸水でマッチやライターも使用できない状況でした。大きな災害は再び起きるかもしれない。電池の要らないストーブを早く作らなければという思いで設計に没頭し、7ヶ月という異例の短さで『ぐるんPa』は誕生しました。」

反射形・スリムタイプRS-G24系
置き場所が限られる、寝室やひとり部屋に。

反射形・ワイドタイプRS-G30系
リビングなど、少し広めの部屋に。

対流形・レインボー(傘なし)RB-G25系
部屋全体を、明るくしたい方に。

対流形・レインボーランタン(傘付き)RL-G25系
手元や足元を、やわらかく照らしたい方に。

トヨトミの製品は、「防災製品等推奨品」に認定されています。 防災製品等推奨品とは、災害時に役立つ防災製品として、防災安全協会が推奨する製品です。トヨトミでは、さまざまな石油暖房機器を取り揃えています。普段使いはもちろん、冬季の非常時の備えとして活用いただけます。 ※(一社)防災安全協会が設立した、災害時に役立つ防災製品に対して推奨する新制度です。災害時に、有効に活用でき安全と認められた製品が認定を受けることができます。

対流形KS-67H
広い部屋や、事業所・避難所の備えに。

対流形・レインボーランタン(乾電池点火)RL-25系
あかりの美しさで選びたい方に。

反射形・ダブルクリーンRC-W36系
ニオイが気になる方に。
※1 業界唯一:手回し点火機構を搭載した家庭用石油ストーブとして。2026年8月現在、自社調べ。対象機種はRS-G2424・RS-G3024・RB-G2524・RL-G2524。
掲載の型番・仕様は2026年8月現在のものです。RS-G24系=RS-G2424/RS-G30系=RS-G3024/RB-G25系=RB-G2524/RL-G25系=RL-G2524/RL-25系=RL-2524/RC-W36系=RC-W3624。
天板でのやかん・鍋のご使用については、各機種の取扱説明書の注意事項をご確認ください。
導入事例
石川県へ対流形石油ストーブ560台を寄付。石川県厚生政策課を通じ、被災者支援として提供。
被災地へ石油ストーブ800台と灯油を寄贈。電気・ガスの復旧を待つ厳しい寒さの中で使われました。愛知県・名古屋市へは「RBE-25C」100台を出荷。義援金の拠出も実施。

防災協定を締結し、手回し点火ストーブ「RS-G30N」(現行モデル:RS-G30系)を50台備蓄。
「暖かさがあれば、心も身体も休まる」
― 白石高司市長

備える前に、知っておきたいこと
地震で倒れたら、火事になりませんか?
トヨトミの石油ストーブには対震自動消火装置を搭載しています。本体が地震(震度約5以上)や強い振動、衝撃を受けたとき、火災などの危険を防ぐために自動的に消火します。
作動したあとは、周囲の可燃物がたおれていないか、機器の損傷はないか、灯油がこぼれていないかなど、異常がないことを確認してから再点火してください。なお、傾斜した場所や振動の激しい場所では誤作動することがあるため、水平で安定した場所に設置してください。
灯油はどれくらい備えておけばいいですか?
石油ストーブが使う灯油は、火力にもよりますが1時間あたりおよそ0.2〜0.3L(家庭でよく使われるクラスの場合)。1日8時間使うと1日およそ2Lなので、18Lのポリタンク1つで、目安としておよそ1週間分です。広い部屋向けの機種はこれより多く使いますので、各機種の燃焼継続時間は商品ページでご確認ください。
ただし灯油は使い切れる量にとどめてください。
灯油は保管しておいて大丈夫ですか?
灯油は屋内の冷暗所で、火気・雨水・ごみ・高温・日光を避けて保管してください。翌シーズンには持ち越さないでください。持ち越した灯油は「変質灯油」となり、点火しにくくなる・炎が小さくなる・異常燃焼などの原因になります。容器は紫外線を通しにくい色付きの灯油用ポリタンク(推奨マーク付)を使い、乳白色の水用ポリタンクは使わないでください。
ローリングストックのやり方シーズン初めに買う → 冬のあいだに普段づかいで使い切る → 翌シーズンにまた買う。この繰り返しで、灯油はいつも新しい状態に保たれます。
防災用に取り置いて管理するのではなく、毎日つかうことがそのまま備えになります。特別な管理はいりません。
締め切った部屋やマンション、避難所でも使えますか?
使用中は1時間に1〜2回、1〜2分の換気が必要です。酸素が不足すると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素などが発生して中毒になるおそれがあります。換気扇を使うか、風の出入りのある開口部を2箇所以上つくると効率よく換気できます。窓の凍結する場所や地下室など、換気が充分におこなえない場所では使用しないでください。
集合住宅では管理規約で石油ストーブの使用を制限している場合があります。事前にご確認ください。また、風のあたる場所・部屋の出入口・屋外では、炎が消えて危険なため使用できません。
災害に備えて買っておいたストーブを、何年も使わずに保管していても大丈夫ですか?
灯油を入れない未使用の状態で保管し、定期的に動作確認をしていただければ、長期保管後もお使いいただけます。
保管するとき灯油は入れずに保管してください。灯油を入れたまま保管すると、芯が劣化しやすくなります。
2年に1回程度の点検灯油を入れずに、点火の動作だけを確かめます。乾電池点火の機種は電池を入れて、手回し点火の「ぐるんPa」はハンドルをまわして、「ビィー」という放電音がするかをご確認ください。あわせて、対震自動消火装置が作動するかもお確かめください。
10年を超えたら保管から10年が経過した芯は劣化している可能性があります。新しい芯への交換をご検討ください。
保管環境(湿気・ほこりなど)によって状態は変わります。点検で異常があったときや、ご不安が残るときは、使用前にご相談ください。
もしもの前に、できること
特別な備えを、買い足す必要はありません。
この冬選ぶ一台が、もしもの支えになります。